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3-1 長期目標の設定それを「長期目標」のページに書き込みましょう。これが長期目標の基本になります。目標は達成可能なものにしましょう。例えば、抽象的な目標(「優しい人物になる」など)ではなく、具体的で達成可能なもの(「慈善団体のボランティアに登録する」など)にしてください。3-2 中間ステップを作成する目標を定義したら、「長期目標」シートにさらに詳しく、その目標を達成するために何が必要か(中間ステップ)を書き加えます。それぞれの目標には期限をつけましょう。正確な日付でなくても、進歩を測る助けになる程度のものでも大丈夫です。それぞれの目標をどのように達成していくかを「中間ステップ」の欄に書いたら、順番をつけます。例えば、新しい家を購入するのにいくら必要ですか。そのお金はどのようにして蓄えますか。そのように、達成に必要なステップをすべてリストアップしてください。もしかしたら昇進できるように仕事のスキルアップを図ることが最初のステップかもしれません。 目標はSMARTでまとめましょう。SはSpecificで「具体的」、MはMeasurableで「計測できる」、AはAction Orientedで「行動を促す」、RはRealisticで「現実的」、TはTimelyで「タイムリー」です。できた目標は達成に向けて段階的な取り組みができるように、中間ステップにブレークダウンします。中間ステップのいくつかはタスク化するために再度ブレークダウンする必要があるかもしれません。あるいは直接「今日の優先事項」に落とし込める小さなものもあるでしょう。 コンパスの針は長期目標から中間ステップに向かって目標の焦点が絞られていくことを示しています。毎日のタスクが価値観に焦点を合わせたものとなれば、最大の生産性と効果性を実現できるのです。 3-3 一週間コンパス自分にとってどの役割が最も大切かを判断したら、週の初めに時間を取って各役割のための目標を設定します。ここは人との関係を築く活動を書く場所で、計画や準備や予防といったことがかかわってきます。あなたの役割を毎週「一週間コンパス」のカードに書き、目標設定をしてください。でも、毎週7つの目標を書く必要はありません。3つか4つでもかまいません。カードの最初の役割は「刃を研ぐ」です。これはあなただけに当てはまる役割で、自分との関係を築く方法を示したものです。この役割の下には生活の4つの基本分野が挙げてあります。この一つ一つの分野であなたを個人として成長させてくれる目標を設定しましょう。 |